古くなってきた車の宿命といいますか、段々とガタがでてくるもの。
車屋さんにお任せした方が良い部分はありますが、お手軽にできるところは、自分でやっちゃいます。
今回は、SUZUKI ワゴンRのMH21Sという車のサイドミラー格納不良を修理します。
だいぶ古い車なので、自分でやっても気が引けません(笑) 素人が比較的キレイな車でやるのは手が震えちゃいます。
症状
症状は、左側だけ展開と格納がしない。右側は正常。左側のモータは動いていて回り続けている。
調べると、割とある故障のようで、中にあるギアが割れてしまい、回せなくなる。
必要なもの
・プラスチック用グリス 潤滑用、金属用はプラスチックが痛むのでダメ
・交換用のギア(MH21Sは一周30歯。車両の型式で適合品確認しましょうね!)
(形同じで金属製のギアもあります。不安な方は金属でも。私は現状復帰派)
・ドライバー
・ソケットレンチ
分解
ミラーを取る
鏡面を取ります。ハマってるだけなので、鏡面を傾けて出来た隙間から指を入れて取ります
衣装カバーを取る
パーツは、刺さっているだけ、引っかかっているだけみたいな固定が割とあります。力ずくでひっぱても取れますが、割れる可能性が高くなります。なるべく工具などで、刺さってる&引っかかってる付け根にまっすぐ力をかけてあげると、少ない力で破損リスクを押さえつつ外せるかもしれません。劣化具合によっては救えないかもしれないですが。
衣装カバー2
これも力ずくでも取れるかもですが、慎重に越したことはない。
このカバーは車体から取り外した後に、作業しても大丈夫。
ドアパネルを取る
外すボルトやネジは、ついていた場所を覚えておきましょう。長さや太さ見た目など、元に戻せるように。引っ張ったり力がかかるところが、止めてあります
サイドミラーを取る
固定のボルトを取るときに、不安なら、外そうとしてる部品のボルト全部を2~3回転だけ緩めて部品をゆすってみます。正解なら部品やボルトが動きますし、間違えてたら部品が動かないか、部品は動くけど動かないボルトがあってなら、余計なものを緩めてます。確認しながら進めましょう
モーターを取り出す
ギアを交換、グリスアップ
プラスチック用のグリスを使用しましょう。しばらくは交換したプラのギアで大丈夫でしょう。
金属用のグリスではプラスチックを痛めるそうなので、余計にダメになります。
最後に
ちゃんと動くようになると嬉しいものですね。いつもとテイストが違うものでしたが、やることは同じです。皆さんの愛車が直る参考になれば幸いです。
完全に戻してしまう前に動作チェックしてから、戻していきましょう。またばらすのは大変ですからね。戻すのは、手順を逆にたどっていけば大丈夫です。
分解する方が難しいので、作業できた方は大丈夫
分解することで、構造を見れるのも面白いポイントですね。
しかし、外での作業は暑かった。。。
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