イヤホン断線で音が鳴らない

修理

昔に購入したAnero Z1という製品。4年ほど使いました。
首掛けのインナーイヤータイプ。カナルタイプの耳につっこむタイプのイヤホンが苦手で、このタイプの製品が少なくて悲しい。

有線イヤホンの宿命ですが、線が切れてしまって音が鳴らなくなることがあります。初期のうちは、完全に断線していなければ、、線をグラグラ動かしてみると、どこが断線しているのか突き止めれます。

今回は、スピーカー側ではなく、首側のケース出口のところで断線している模様。耳側のところはキレイに開けるのは不可。カットする形でしか開かないものがほとんど。

ケースを開ける

薄いもの差し込んでケースを開けます。自分の物なので多少の傷はあきらめつつ、ケースが開かないように引っかかっているツメを探ります。
使用しているのは、iSesamoがだしている分解ツールです。ただの薄い金属板じゃなくて、先端が斜め形状になっていて、差し込みが容易です。

他社の製品で、ただの板で、隙間に差し込めずこじ開けれない製品もあります。用途次第とは思いますが、iSesamoがおすすめです。

製品によりけりですが、私の製品は以下の画像の作りでした。
どこにツメがあるのが、どっち側に開くのか、探り入れて開いていきます

ケースの固いところから、出たところの線が、何回も折れ曲がって断線しちゃうのが大概と思います。

線を加工します

保護材を取り除いて

先端をハンダします

ハンダ付け

元のところにハンダします、この時に音がでるか確認しておきましょう。

このままだと、引張ると、線が抜けちゃう&ちぎれてしまうので、接着剤で止めておきます。
使用している接着剤は、T8000ていうスマホの分解修理で知ったものです。硬化後は弾性があり衝撃等に強いもの。だそうです。似た名前の物がありますが、色が黒かったり、接着力が違ったりとする模様です。

さっきのお勧め工具と、接着剤

もうしばらくは使えそうです。

この記事を書いた人
ユカタキ

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自分でやってみたくなる性格の私は、電子工作、プログラム、3Dプリンター関連の事などの情報を発信しています。
社会人から電子工作を始め14年、電験3種一発合格、2021年から3DプリンタをDIYに活用。
そんな私が、まだまだ調べながらではありますが、ほかのDIYユーザー皆さんのためになるようなことを心がけています

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