我が家のCreality_Ender6を、更に改造していきます。
すでにKliperを導入し、デュアルホットエンドを搭載しており、元の仕様とはかけ離れてきました。
記事のタイトル通り、ケース内の保温を簡易的ですが、できるようにしていきます。
ついでに、ケース内に照明が欲くなったので、LEDテープを付けました。
まずは計画立案
Ender6は、Ender3のようなオープン(開放)タイプではなく簡易のエンクロージャー(囲い)がされています。
ただ、隙間はあるし、ただのプラなので、温度を保つ機能は、もちろんありません。
エアコンの風を受け止めてくれる、温度変化を緩やかにしてくれるぐらいはしてくれています。
でも、わがままを言えば、色々改造した結果、もっとABSとか印刷をラクチンに安定して行いたい!
でも、ヒートチャンバー付きの3Dプリンタなんてお高い!
手塩にかけて育ててきた我が家のEnder6を、更に進化させたい思いがあり、着手することにしました。
【追加するもの】
・囲いの強化
・ヒートベッドの保温強化
・ヒータ追加
囲いの強化
建築用の資材の、スタイロフォームなる断熱材が、たぶん最強の部類。性能とコスパ良し
Ender3などでエンクロージャーをDIYで用意している方々を多く見かけ主流だと思います。
Ender6も外見を覆うことも考えましたが、嵩張ることがイヤで辞めました。
内側に敷き詰めるかですが、各部パーツが邪魔をしスタイロフォームは入らないことから断念。
次に目を付けたのが、
ヒートベッドの下に使われている、スポンジ+アルミシートの部材。
これいいんじゃないかと。
でも、Amazonで値段を見ると、ちょっと高い。
アイデアの宝庫、DAISOでプラプラしていると
良いものを発見。アルミ保温シート
もちろん、ヒートベッドに使われているものとは、値段、用途が異なります。
アルミシートの厚みも段違い。ヒートベッドの物は、ある程度なら熱をかけても余裕。
保温シートはたぶん燃える。アルミ蒸着シートと呼ばれるものらしい。
とはいえ、私の用事は十分にはたしてくれそうな気がする。
内張りはこれに決定。さすがにペラペラなので、段ボールを保温材に重ね張りにすることにしました。
ここで注意点。可燃物を高温になる3Dプリンタと一緒に置くことは、芳しくないです。
自己責任の下、十分に注意ください。
各部サイズを計測し、段ボールとアルミ保温シートを裁断。張り合わせていきます。
全面、敷き詰めて、ふと思います。
追加したエクストルーダ用のモータ制御基板が中にあると
温度があがる都合上、よくないなと。隙間から外に配線しなおしました。
少し不格好ですが良いでしょう!
ヒートベッド保温強化
ケース内が保温できれば、ベッドはいいかなーとも思いましが、せっかくなのでこれをきに処置。純正の保温は、中央部分にあり、隅の方までは覆われていません。
温度のムラは、ABSの反りに影響しそうな気がするので全面を覆えるものにします。
AliExpressで400㎜×400㎜で422円+送料160円。
(ケースの保温で断念した部材です)
ダメ押しのヒータ追加
Klipperのために、RaspberryPiがいるので、ヒータ自体を購入して制御させようかと思いましたが、今はいいかと、製品を探していると鬼安の製品を発見。購入時点で1904円。セールで952円。
正気とは思えない安さ。ポチリました。低価格帯の商品はさすがに製品に難があっても自己責任ですが、届いた商品はいたって普通なご様子。
傾けるとOFFしてしまうので、自己責任の名のもと解除。風の吸い込み口を確保するため、ディスプレイをスタンドにして設置。
効果のほどは如何に!
下記、画像の左が対策なし。何とかABSで印刷できても反ってしまってがりがり。
右が対策後。角の反りもなく余裕の仕上がり。
ABSを印刷するときは、底面の角が特に印刷レイヤーを重ねるたびに収縮に負けて反りあがってきます。ベッド定着にノリつかったり、印刷温度、ベッド温度上げたとしても。
運よく剥がれずに印刷レイヤーを重ねていけたら、画像左のようのになんとか形を保つこともできますが、残念な仕上がりになることも。
おまけ
断熱して、ケース内が真っ暗になってしまったので、LEDテープをDAISOで購入し設置。
ちょうど、アルミフレームに貼り付けれる幅があったので、奥を除いた3面に、ぐるっと1m分を貼り付けて設置。いい感じに、タイムラプスも撮影できるようになりました!
それから、印刷ちょこちょこしてたら、ケーブルチェーンが垂れさがってきて、印刷時に干渉してました。ケース内温度があがったので、PLAで印刷してた部品が熱にやられて変形してました。
パーツをPC-CFで印刷しなおして修理。
コメント